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先日コチラでもお知らせしましたベン・シャーン関連イベント『ベン・シャーンを見つづけよう』に相方と行ってまいりました。
講師は山本純司さん。
「とにかく沢山の絵を見てほしい。」と始まったお話は、心から面白かったのでした。
メモを取りながら聞いていたのですが、どうも自分の意図が分からないメモが多い...。
それでも、きっと私の琴線にふれた 山本さんの言葉を自分なりに解釈してのメモ
だったのだと思うので、書き出しておこうと思います。

・フェルメールの絵にみられる「現実を見つめるまなざし」
詩人谷川俊太郎さんの言葉(だったか...)「自分の世界を肯定して書けば、世界は美しく見える」
これは、そのまま ベン・シャーンが世界を見つめるまなざしと同じではないか。

・ニューディール政策が芸術にもたらした影響について 調べる。
→これは、私が自分への課題としてメモしてます。
アメリカ政府が政策として芸術家たちに行わせたヒストリーリサーチの活動が面白いと思ったから。
資本主義前の資料として貧困層を写真に撮らせているが、芸術家の撮るものなので、とてもいい。
ベン・シャーンも沢山の写真を撮っている。

・津野海太郎 著『ジェローム・ロビンスが死んだ ミュージカルと赤狩り』という本が面白い。
ジェームス・ロビンスはウェストサイド物語の振付師。
このミュージカルの舞台は、ベン・シャーンの絵にも似たものが現れる。
また、ベン・シャーンの絵が、このミュージカルのレコードジャケットに使われているものもある。

・ベン・シャーンはアンチ現代美術。
現代美術を扱う美術館で、ベン・シャーンを展示していることに矛盾した感じがあるが、
どの学芸員もそのあたりには触れない。
現代美術をもてはやすことで、芸術から 詩や文学が消えたような気がしてならない。

・ベン・シャーンのモザイク絵画では、今と昔がパズルのように混在する。

・ヨーロッパの人は、歴史の中で今もなお生活しているような気がする。
それに対して、私たち日本人は過去は過去、今は今と 時間がつながっていないかのように
暮らしているように見える。 暮らしの中に歴史が無いのだ。
豊かなこと=新しいことだと定義を間違えて生きてきている感がある。
生活を豊かにするためには経済だけではなくて文化(歴史)が必要。
経済はそういった文化的な豊かさを目指して発達してきたはずなのに、
いつの間にか文化(歴史)の部分が失われている気がする。

・画家 有元利夫氏の初期(学生のころ)の作品に、ベン・シャーンの赤い階段のモチーフを
使ったものがある。

ベン・シャーンの絵に登場する人物の服装について、何度も「カッコイイでしょ。」と
おっしゃる山本さんが印象的でした。絵画や映画などで見るアメリカの人々の服装に憧れて
いたことが、とてもよく分かる オシャレで教養豊かな方でした。
サラリーマン時代、周りには こういう カッコイイ大人がいなかったなぁ...。

 

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chi-

Author:chi-
やわらかく優しい
ココロとコトバを
大切に伝えたい。
カリグラフィーを通じての表現を模索中。

Grant us the serenity
to accept the thing
we cannot change.

頭カタイな私...と感じて、優しくいたいと思うときに指針にしてる大事なコトバ。

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まとめ
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