with gentle words
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「終着点のないことを目指して進んでいけたらと思う。」
というタイトルが、お話をまるっと集約してたなーと今 振り返ると思います。

この週末は、そんなトークイベントのために ON READINGさんに 友人らと出かけました。
話し手は、mina perhonenデザイナ 皆川明さん。
(本来、mina のa は ウムラウト付のaです。)

一時間半近く オーディエンスと会話するように穏やかに話してくださった
皆川さんのコトバをメモした中から、私の中にストンと入ってきたコトバをご紹介します。
(メモしながらのため、語尾など 多少違っている場合もあるかと思いますが、ご了承ください。)

・「熟成」と 「時間の経過」というコトバを何度も使っていらっしゃいました。
時間が経っても、長く楽しめる 着る度に発見があってドキドキするような服を
作りたい。曰く「時間の経過で気づくデザイン」を作りたいと。

→ 確かに、ミナの服には、テキスタイルの中に サプライズが潜んでいます。
詩的な服だといつも思う。

・100年続くミナのモノづくりの思想&理念を育てている。
一朝一夕では成り立たず、自分の人生の中だけでは終わらないほうが面白い。


・日本の工場で モノを作れる状態を維持したい。
合理性ではなく、技術の継続を。
80年代のDCブームの頃は、どのブランドも着る人の満足を追うデザインだったけれど、
今は 着る人だけでなく 作り手(生産者も含め)側の満足も持って、継続性を保つ時代。

→海外の安くて早い生産方法のために、日本のきちんとした技術を持った生産者や
技術者を抱えた繊維工場などが 生き残れない現状を嘆いていらっしゃいました。
そして、そういった方々の技術を次の世代に残せるよう 「仕事を回す」という
具体的な方法で働きかけていらっしゃるということ。

・「いま受験生で、やらなければいけないことと やりたいこととのバランスが上手くいかない。
皆川さんが学生の頃はどうでしたか?」というオーディエンスの問いに対して。
やりたいことを やりたい順に優先順位をつけてやっていくうちに、1つに絞れてくる。
やりたいことが見えてくる。
1つを深く掘り下げてやることで、他のことも 同じ深さで見えるようになってくる。
全部を浅くではなくどれかを深く試してみるといい。

→ものすごく納得したコトバでした。
私も 大抵のことはアルファベットに絡めて考えてしまうようになってしまっています。
これまで、私は 技術を追うあまりに、広く浅く学んでいました。ようやく好きな表現が
見えてきた気がするので、今は 自分の中に深く深く入っていこうとしていたところでした。
皆川さんにもガツンと背中を押された気がしました。

・旅先でパリコレのバイトをしたのがキッカケで、ファッションの業界に飛び込んだそう。
「上手くいかないことは 結構 飽きない。と思った。」とおっしゃっていました。
「やめない と決めることは 結構大切。」とも。

→これも納得!でした。
私もいろいろと習い事をやった中で、カリグラフィーだけは 思うように
うまく書けなかったことが、続けるきっかけとなりました。
こんなにも面白いものがあるんだーと感じた 初心を思い出しました。
そして、10年はやめない と決心したことも。10年やってみて それからどうするかを
考えようと思ったことも 思い出しました。
名古屋でブラッシュ・ライティングの講師を始めてちょうど10年が経ちます。
区切りの年なんだなぁと改めて思います。

他にも、
H&Mやユニクロのようなファストファッションと対極にあるような
作り方をしているミナ ペルホネンが、「ミナの服を着たいけど、正直、高くて
とても買えない。」という方々が手に取ることができるようなモノづくりを
考えていますか? といった興味深い質問がオーディエンスから出てました。
その問いに対しては、ものすごく丁寧にコトバを選びながら、
「1000円で3回しか着られない服ではなく、その10倍も ヘタしたら桁が違う値段かもしれないけど
何倍も長く、何度も着る度に気持ちの高揚を感じられる服を作りたい。
対価に見合っただけの満足を提供したい。
セカンドラインは考えていないんです。デザインのニュアンスだけを与えて
安く売りっぱなしというのは、やりたいことでは無いんです。
そういう意味では、欲しいと言ってくれる全てのお客さまには 今は対応できていません。」
とおっしゃっていました


ブランド立ち上げ時、お金が無くて、早朝の魚市場で働いて アトリエの維持費を
稼いでいたり、名古屋に売り込みに来た時もお金がなくてホテルに泊まれなくて
栄のビルの谷間で寒さをしのいで夜を明かしたりしたとか。
そのころに決めた「作りたい服」の理念の軸が こんなに有名になっても
まったくブレてないんだなぁ。
「さすが、元陸上選手だ。メンタルが強い!」...と 帰りの道すがら、
一緒に行った友人らと話しました。
そんなまとめではダメだと思いますが、とにかく 熱のこもった面白いトークイベントでした。

ミナの秘密が知りたい方は コチラの本を是非↓
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chi-

Author:chi-
やわらかく優しい
ココロとコトバを
大切に伝えたい。
カリグラフィーを通じての表現を模索中。

Grant us the serenity
to accept the thing
we cannot change.

頭カタイな私...と感じて、優しくいたいと思うときに指針にしてる大事なコトバ。

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まとめ
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